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片足で建つ鳥居をご存知ですか?【長崎県山王神社二の鳥居】
- 2023.08.9 | メールマガジン
こんにちは、アローズです。
毎日大変な暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日長崎市内を訪れたとき、こんな鳥居を見つけました。
こちらは長崎市内・山王神社の鳥居です。
原爆の爆風によって片方の柱が吹き飛んだ状態で建ち続けています。
一本柱鳥居、片足鳥居とも呼ばれるこの鳥居は、
原爆のすさまじい破壊力を今に伝える重要な被爆遺構となっています。
すぐそばには、崩れたほうの柱が遺されています。
爆心地から800m離れているにも関わらず、石材の鳥居がここまで破壊されてしまう…
人間がこの場所にいたら一体どうなってしまうのか、考えただけでも恐ろしく背筋が凍る思いです。
鳥居の下には折り鶴が添えてありました。
78年前の今日、ここ長崎に原爆が投下されました。
当時の長崎市の推定人口24万人のうち、約7万4千人が死亡、建物の36%が全壊・半壊しました。
二度とこんな恐ろしい出来事が繰り返されないよう、どうか世界が平和でありますよう、祈るばかりです。
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