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Vol.21:アローズで使用した石種ランキング
- 2022.01.14 | メールマガジン
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
新春と申しましても寒さの厳しい日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は2022年最初のアローズ通信になります。
今月号は2021年にアローズで使用した石種のランキングをご紹介します。
弊社は九州全域で活動させて頂いております。
各県・各エリアによって好まれる石種には様々な要因があるかと思いますが皆さまの御参考になれば幸いです。
一番多く出荷させて頂いた石種は前年に続きインド産のM-10となっています。
2019年・2020年の総合1位もこの石種でしたので、一基あたりのお墓のボリュームが小さくなっている傾向があっても、
石材店様が安心して薦めやすく、色が濃く硬質であることがエンドユーザー様に選ばれているのではないかと思います。
中国産、インド・その他のランキングもご紹介いたします。
まずは中国産のランキングです。
2021年は春先から中国材でお馴染みのG623やG688などの福建省の石が相次いで閉山され石の在庫が少なくなってしまい、
お墓一式や長材・大材の案件に対応できない状態になりました。
そのため、定番のG623は初の上位ランク圏外となりました。2022年もこの状態は続きます。
中国側の情報によると、福建省の丁場が止まっているので、北部の大連・吉林で採れる原石を提案し実績も出ているようです。
九州エリアで一番人気のG654系は平和・長泰などの在庫が少なく代替え石種としてM-22が1位になりました。
M-22も在庫数に限りがありますので、GKグレー・G654吹雪などをお客様のお好みによってご提案している状態です。
吉林白、G603大連・M-22・GKグレー・G654吹雪など、ご興味がある石種などございましたら、サンプルをお届けいたしますのでお気軽におたずね下さい。
【アローズ連絡先】
e-mail : arrows@ar8.co.jp
TEL : 096-234-6646 FAX : 096-234-6647
続いてインド・その他のランキングです。
アルマレッドが初のランクイン。インド赤などの色物の石種も伸びてきております。
洋墓が定着してきており、一つのお墓で2石種の組み合わせのお墓が増えてきているからと考えております。
色物は差し色として使用される事が多いようです。今後も洋型の2色使いに関しては一定の需要があると考えております。
◎ 2色使い参考図面 ◎
※無断転載は固くお断りいたします
インド材はコロナの影響で原石が値上傾向にあります。
昨年は年間通して比較的価格が安定しているベルガムが例年より出荷量が伸びています。
弊社でもM-10は勿論、ベルガムやハッサングリーンなども積極的に皆様にご案内出来ればと考えております。
インド産の石種も都度状況が変わる場合がありますので、アローズ通信とは別に営業部よりお知らせいたします。
今年も皆さまのお役に立てる情報をお届けできれば幸いです。