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Vol.29:今すぐ実践!モノが売れない理由

こんにちは、アローズです。
 
9月に入りましたが、暑い日が続いております。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私たちの地元熊本市では、毎年9月の敬老の日前後に馬追いで有名な「藤崎宮秋の例大祭」が催されます。
 

 
不思議な事にこの祭りが終わると、急に朝夕の風が少しひんやりとしてきます。
「あと2週間ぐらい辛抱すれば…」と思っているところです。
 

 
さて、今回は「モノが売れない理由は大きく二つ。一つはお客様がそのモノを知らない。もう一つは買う状態になっていない。」
と明快に答えられた、小阪裕司氏のお話を元にご紹介いたします。
 

 
石材工業新聞の連載でお馴染みですので、ご存じの方も多いかと思います。
私は本は数冊しか読んでいないのですが、以前から気になっていた動画サイトに最近登録しました。
販売についてのお話が非常に面白く、多くの気付きをいただき楽しみながら勉強しております。
 
「モノが売れない」状態についてのセミナーの受講生の分かり易い実際のエピソードがありますのでご紹介します。
 
~あるスーパー店主の取組~
お店で販売している揚げ物の売れ行きが良くない。値段を下げたりすることもやったが中々上手くいかない。
セミナーで勉強した事を実践しようとし、揚げ物が陳列している前に「揚げたてです!!!」と手書きで書いてみた。
すると今までの倍以上に売れた。常連さんも購入され、レジで会計する際に「揚げたてなんだね~」と声まで掛けてもらった。
 



 

 
『「揚げたてです!!!」と書いただけで、喜んで常連さんが買ってくれたのに驚きました。今までだってずっとその日に揚げていたんです。』と。
つまり、店主は揚げたてを提供するのが当たり前なので、相手もその事を当たり前のように知っている。改めて情報発信をする必要はないと考えていたのです。
 
動画コンテンツにはこのエピソード以外にも、目から鱗のような販売に対する考え方や情報が盛りだくさんです。
 

 
私自身のエピソードも一つ。
ある石材店様で接客テーブルが設置している壁に沢山のリフォームやクリーニング、金箔入れなどのビフォーアフターの写真を貼ってあるのを見かけました。お客様の反応は上々との事です。
「自分のお墓がこんな風になるんだったら良いな」と思われる方が多く、価格などお客様の方から自然と質問が出てくるという事です。
私も様々な石材店様の所へ伺いますが、お墓の完成写真は飾られていても意外にもリフォームやクリーニングの写真等を飾って情報発信しているお店は少ないと思います。
 
石材店の皆様の名刺には「取り扱い品目」や「作業項目」が記載されているのではないでしょうか?
■墓石 ■灯篭 ■記念碑 ■文字彫刻 ■墓石クリーニング 等々。
しかし、名刺を受け取られたお客様には「その業務」について伝わっているところまでには及んでいないのかもしれません。
 

 
チャンスがありましたら、次の機会では「お客様が買う状態になっていない」という視点もどこかでご紹介出来ればと思います。
それまで沢山勉強しておかないといけませんが…。
 

 
墓石図面の打合せ、石種のご提案など様々なご案内をさせて頂きますが、それ以外にも石材店様と一緒にお店を盛り上げて行くためのお話や様々な意見交換を通して微力ながら御社のお役に立てればと考えております。
お店の“WEBサイト製作”・“くようのコトナラでの自社墓地などの情報発信”もその一つかと思いますのでご興味のある方はお気軽にお声掛け下さい。
 



 

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