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Vol34:消費者の購買行動プロセス

立春も近づき、暦の上では春が始まります。
寒さ厳しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 
皆さまは、『購買行動モデル』という言葉を聞いたことがありますか?
 
購買行動モデルとは、消費者がサービスや商品を購入するまでの心理的・行動的変化をモデル化したものを指します。
 
この購買行動モデルに基づいてマーケティング戦略を立てることにより、より多くの消費者が必要とするタイミングに適切な商品のPRができます。
 
◎ 変化する購買行動プロセス
購買行動モデルは、AIDA(アイダ)→AIDMA(アイドマ)→AISAS(アイサス)と、時代とともに変化してきました。
 
現在は、最新のモデルとしてAISCEAS(アイシーズ)が広く認知されています。
 
今回は、AISCEAS(アイシーズ)についてご紹介します。
 
◎ AISCEAS(アイシーズ)とは・・・


 
認知・関心・検索・比較・検討・行動・共有の7つのステップの頭文字を取ってモデル化したものをAISCEASといいます。
 
①Attention(認知)
消費者の状態 :商品を認知する
有効アプローチ :広告で消費者に商品を認知させる
 
②Interest(関心)
消費者の状態 :商品に関心を持つ
有効アプローチ :商品の魅力を消費者に訴求する
 
③Search(検索)
消費者の状態 :商品をネットで検索する
有効アプローチ :商品の情報をWebサイトで提供する
 
④Comparison(比較)
消費者の状態 :複数の商品やサービスを比べる
有効アプローチ :他と比べての商品の強みをアピールする
 
⑤Examination(検討)
消費者の状態 :複数の商品やサービスから選択する
有効アプローチ :他と比べての商品の強みをアピールする
 
⑥Action(行動)
消費者の状態 :商品を購入する
有効アプローチ :購買行動を起こすための働きかけをする
 
⑦Share(共有)
消費者の状態 :商品の情報をネットで共有する
有効アプローチ :SNSなどで発信しやすい仕組みを作る
 

 
◎ インターネット普及が与える影響
以前のモデルからの変化でもっとも大きいのは、やはりインターネットの普及です。
 
インターネットやスマートフォンの普及により、消費者がサービスや商品について自由に口コミやレビューを発信・検索できるようになりました。
 
比較サイトや個人ブログで実際に利用してみた方の生の声など、より詳細な情報を得られるようになったため、サービスや商品を購入する際、以前よりも時間をかけて吟味する傾向が見られます。
 
現代において、インターネット上での情報発信は欠かせないものになっており、ネット上に情報がないと場合によっては会社の存在自体認知されない可能性があります。
 
アローズではコトナラをはじめホームページ制作も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
 
これらの情報が、マーケティング戦略の立案にお役立ていただけましたら幸いです。
  

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