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Vol.20:熊本の樹木葬をアローズ社員が訪問!
- 2021.12.2 | メールマガジン
こんにちは、アローズです。
すっかり日が落ちるのも早くなり、寒さ増す季節となりました。
『師走』の名が表す通り、慌ただしく過ごされる方も多いのではないでしょうか?
さて、2021年最後のアローズ通信は、九州でも広がりを見せている樹木葬についてご紹介します。
樹木葬とひとことで言っても様々なタイプのものがありますが、大きく3つの種類に分けられます。
実際に熊本で樹木葬を運営されている霊園を訪ねてみましたのでご紹介します。
◎ 熊本メモリアルガーデン(庭園タイプ)
総区画1344の樹木葬。開園当初から樹木葬を案内しはじめ、8年目を迎えます。
追加費用等が掛からないよう、管理料なども含んだセット価格で販売されていました。
当初はお問い合わせが少なかったものの、熊本地震を機に一気にお問い合わせが増え、今では樹木葬の全区画が完売とのことです。
◎ 星の露(庭園タイプ)
総区画1206のうち、第1期(343区画)を今夏に予約開始された樹木葬です。
広告やSNSを通じて頻繁に現地販売会を行っていらっしゃいます。
販売会以外でも見学に訪れた方が自由に持ち帰ることができるよう、パンフレット等の資料が設置されています。
袋にご遺骨を入れたものを地中に埋葬する際にケイ砂で挟むような形で埋めるような仕組みをされていらっしゃいます。
そのため、後からお骨を取り出すことができないタイプです。
◎ 西熊本霊園~虹の郷~(里山タイプ)
1区画ごとに樹木が植えてある樹木葬です。
地中に直接ご遺骨を還すようになっていますが、合祀墓へ改葬する際は土ごと合祀墓の方へ移せる仕組みになっています。
他に永代供養墓も併設されていますが、「こんなに樹木葬のお問い合わせが多いとは思わなかった」と予想以上に樹木葬への反響があっているそうです。
今回訪問したすべての霊園において樹木葬への反響は大きく、需要が高まっていることが分かりました。
供養先をお探しの方が樹木葬を検討する理由は様々ですが、遺される子供たちのことを考えて選ばれるというケースが多いようです。
『自分が亡くなったあと管理が必要ないから』
『遺される子供たちの負担になりたくないから』
跡継ぎに迷惑を掛けたくないという思いから、自分たちは自分たち、子供たちは子供たち……という、一世代ごとの供養を選ばれる方が増えているのだと推測されます。
今ではお寺様とのお付き合いが分からない方も多く、そういう方でも気軽に入れることが人気の一因ではないでしょうか。
今回、実際にお話を伺うことで、具体的にどういう方が樹木葬を求めているのかが見えてきました。
跡継ぎがいない場合、自分が亡くなっても、永代供養である樹木葬を供養先として選ぶことで無縁墓になる心配がないと安心される方もいらっしゃいます。
今後少子高齢化が進むことで、さらに一世代限りの供養形態は需要を増していくものと考えられます。
今年も残すところあとひと月を切りました。本年もありがとうございました。
来年も少しでも皆様のお役に立てるよう、様々な情報を発信してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。