NEWS
vol.4:SDGsに取り組む企業
- 2020.12.1 | メールマガジン
こんにちは。アローズです。
今回のアローズ通信は、SDGs第2弾です!
概要については前々回のアローズ通信でご紹介しました。
さまざまな企業が取り組んでいるSDGs。
その取り組みについて、一例ですがご紹介していきます。
アディダスをご存知でしょうか。
ドイツに本社を置くスポーツ用品メーカーです。
サッカー日本代表のユニフォームは、このアディダスが制作しています。
アディダスが着目したのは深刻な環境問題でもある海洋汚染。
世界では現在、毎分トラック1台分ものプラスチックごみが海へ流出しています。
2050年には世界の海に漂う海洋プラスチックの量が魚の量を上回る可能性があるといわれています。
アディダスは、海洋環境保護団体「Parley for the Oceans」と共に、海を汚染するプラスチック廃棄物を生産品の原料として使用する取り組みを始めました。
2015年、ニューヨークで開催された国連のイベントで、最初のコンセプトシューズを発表。
海洋のプラスチック廃棄物や漁網をParleyが回収。
リサイクルすることで生まれた糸や繊維をアッパー部分に使うという非常に画期的なものでした。
そして、世界中の離島や海岸から回収されたプラスチックごみを原料とするランニングシューズやトレーニングウエアを世に出すサイクルが出来上がりました。
これまでの回収活動により、1400トン以上のプラスチックごみが海に流出するのを防いでいます。
さらに、2024年までに、製品に使うポリエステルも切り替えると表明しました。
石油から新しく製造するのではなく、ペットボトルなどのプラスチック廃棄物から抽出されたリサイクルポリエステルをすべての製品に使用することで、再生素材100%を目指すというものです。
アディダスを始めとした、スポーツ産業におけるSDGsへの取り組みは今後一層活発化していくと予想されています。
以上、アディダスのSDGsへの取り組みについてご紹介しました。
アローズでも社員一同、プラスチックごみの分別はもちろんのこと、梱包資材(PPバンドや緩衝材)の環境にやさしい新素材への切り替え等を中国とともに現在、協議を進めております。
自分達にできることを常に考え、取り組んでいければと思っております。
寒暖差が大きい日々ですが、体調を崩されませんようご自愛ください。
アローズ通信、今後もご愛読よろしくお願いいたします!