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石種一覧 4

石種の名称
インパラブルー
石種の特徴
南アフリカ共和国、ラステンバーグ市で採掘される。青色の結晶がまばらに入っている色合いが特徴の御影石。ブロックにより青色の結晶が多少異なるが、光の加減で結晶が輝き、宝石のような美しさがある人気の石。和型をはじめ、洋型やオリジナル型まで墓石材として広く用いられている。
見掛け比重 2.970 (t/m3)
吸水率 0.020 (%)
低 ・ ● ・・・ 高
石種の名称
クリスタルブラウン
石種の特徴
南アフリカ共和国産の淡い茶系の御影石。黒色や紫色の模様がまばらに入っているのが特徴。石質が硬く高級材とされている。
見掛け比重 - (t/m3)
吸水率 0.040 (%)
低 ・ ● ・・・ 高
石種の名称
ベルファースト
石種の特徴
南アフリカ共和国、東部ムプマランガ州で採掘される。南アフリカ産の墓石材としては最も古くから用いられている黒系の御影石。人気の高い石で石質は硬く、吸水率も低いため、経年変化が少ない高級墓石材として多く使用されている。しかし、主要の山が閉山となったことで産出量は減っており、特に大きいサイズの御影石は入手が難しくなっている。
見掛け比重 2.860 (t/m3)
吸水率 0.210 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
ラステンバーグ
石種の特徴
古くから日本でも墓石材として多く用いられている黒系の御影石。ラステンバーグには4種あり、濃淡など色調が異なる。
見掛け比重 2.950 (t/m3)
吸水率 0.010 (%)
低 ・ ● ・・・ 高
石種の名称
オリーブグリーン
石種の特徴
南アフリカ共和国の北部にあるスプリングボックという小さな町で採掘される珍しい緑色の御影石。オリーブグリーンは切る向きによって板目、柾目の2種類に分かれ、板目は緑と黒の縞模様になっており、柾目は緑の中に所々黒色が柔らかく混じった模様。特徴的な色と模様をしていることから、洋墓やオリジナル墓石に多く用いら入れる。
見掛け比重 2.660 (t/m3)
吸水率 0.130 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
スウェーデンマホガニー
石種の特徴
スウェーデン南東部、スモーランド地方で採掘される。高級感のある茶色の色調にブルーが入る深みのある色彩を持つ御影石。研磨による艶のりも良く、建築材や高級墓石に用いられている。
見掛け比重 2.640 (t/m3)
吸水率 0.08 (%)
低 ・・ ● ・・ 高
石種の名称
ロイヤルマホガニー
石種の特徴
高級感のある茶色の色調にブルーが入る、深みのある色彩の御影石。スウェーデンマホガニーよりやや目が小さい。研磨による艶のりも良く、建築材や高級墓石に用いられている。
石種の名称
ブルーパール
石種の特徴
ノルウェー王国南部、ラルヴィクで採掘される。粗目の黒とブルーの地色に、貝殻のような光沢のある紋様が特徴の御影石。真珠のような光沢があり、非常に美しい高級石材。古くから建物材としてエントランスなどに使用されている。墓石材としても洋型墓石など用いられ、個性豊かなオリジナル墓石の普及で再び注目されている。
見掛け比重 2.690 (t/m3)
吸水率 0.150 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
エメラルドパール
石種の特徴
ノルウェー王国南部、ラルヴィクで採掘される。ブルーパールとともに、ノルウェーを代表する御影石。濃いセピア色調の中に、光沢のある貝殻の紋様が特徴。多くは建築石材として内装に使われているが、墓石材としてもオリジナル墓石などに用いられ、存在感を放っている。
見掛け比重 2.700 (t/m3)
吸水率 0.260 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
SPI
石種の特徴
ポルトガルを代表する白御影石。硬度の高い石としても知られ、研磨による艶のりもよく経年変化が少ない、光沢のある落ち着いた雰囲気を持ち墓石材として多く用いられている。
見掛け比重 2.636 (t/m3)
吸水率 0.124 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
カパオ
石種の特徴
ブラジル東部、エスピリト・サント州より採掘される。赤やオレンジ色の代表的な御影石。
見掛け比重 2.650 (t/m3)
吸水率 0.110 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
栄州
石種の特徴
韓国、慶尚北道で採掘される。韓国の石材開発当初より生産されている代表的な御影石。墓石材としての用途が多く、白御影石の中ではトップクラスの高級石材。青味があるのが特徴で、石質は硬く研磨による艶のりも良い。和型墓石として使用されることが多く根強い人気をもつ。現在は生産、使用ともに限定的。
見掛け比重 2.647 (t/m3)
吸水率 0.163 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
K谷城
石種の特徴
韓国、全羅南道で採掘される。グレー系の御影石。日本でも墓石材として多く使われていた石のひとつ。今でも根強い人気を持ち、少量ながら現在も使用されている。
見掛け比重 2.800 (t/m3)
吸水率 0.190 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
居昌
石種の特徴
韓国、慶尚北道で採掘される。キズ・ムラなどが少なく品質も安定している。色調は若干赤味を持つものと2種類がある。大材がとれることでも知られており、外柵材の他、石塔材・彫刻用石材などとして使用されている。
石種の名称
黄登
石種の特徴
韓国、全羅北道で採掘される。落ち着いた色合いをした白御影石。主に建築用石材として用いられる。
見掛け比重 2.260 (t/m3)
吸水率 0.270(%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
ランヘリン
石種の特徴
フランスを代表する御影石。ブルー系の中目で、透明感のある美しい石として人気を集めている。石質は硬く、吸水率も低いため経年変化も少ないのが特徴。採掘場は大きく、大材も取れ、産出量も多いが、採石場所によって石の色が異なるため色合わせが必要。
見掛け比重 2.658 (t/m3)
吸水率 0.068 (%)
低 ・・ ● ・・ 高
石種の名称
アルマレッド
石種の特徴
茶系の色調に黒色の柄が入る独特な色彩の御影石。研磨により艶のりも良く建築材や洋型墓石、デザイン墓にも多く用いられている。
石種の名称
バルチックブラウン
石種の特徴
フィンランド南部、ルーマキで採掘される。濃い茶色の色調にブラウンの玉柄が入る大柄模様が独特な御影石。ホテルやマンション、商業施設のエントランスなどシックで落ち着いた雰囲気を持つ。
見掛け比重 2.700 (t/m3)
吸水率 0.090 (%)
低 ・・ ● ・・ 高
石種の名称
バルモラルレッド
石種の特徴
フィンランド南西部より採掘される。赤を色調に黒の雲母模様が入る深みのある赤御影石。建築材として多く用いられている。
見掛け比重 2.670 (t/m3)
吸水率 0.120 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
石種の名称
フォックスブラウン
石種の特徴
フィンランド中部に位置する都市オウルで採掘される。重厚な雰囲気をもつ濃い茶色の御影石。石質は硬く吸水率も低い為、耐久性があるのが特徴。当初は建築石材として採掘されていたが、近年は洋型墓石、オリジナル墓石などの使用も多く、高級石材として知られている。
見掛け比重 2.630 (t/m3)
吸水率 0.127 (%)
低 ・・・ ● ・ 高
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