- 石種の名称
- アーバングレー
- 石種の特徴
-
インド、カルナータカ州で採掘される。安定した採掘量を誇り、比較的大材も採れるインドを代表する御影石のひとつ。透明感のある中目でうっすらグリーンをまとったグレー系の石。粘り強く硬質な石で経年変化も少ないため、主に墓石材としての用途が多い。和型や洋型、オリジナル墓など幅広い形態の墓石に用いられている。
見掛け比重 |
2.620 (t/m3) |
吸水率 |
0.050 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- バハマブルー
- 石種の特徴
-
インド、アーンドラ・プラデーシュ州で採掘される。大自然が生み出す色調がマーブル模様と言われており、その模様のひとつひとつに違いがある御影石。青や紫が混在する色調に白などが溶け合い、柔らかな波目を描く独特の色合いを持つ。特徴のある石目が好まれており、墓石としては洋型墓石やデザイン墓などに用いられる人気の石。
見掛け比重 |
2.830 (t/m3) |
吸水率 |
0.020 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- ZMF
- 石種の特徴
-
インド南西部、カルナータカ州で採掘される。はっきりした石目のグレー系御影石。透明感があり、上品で落ち着いた雰囲気を持つ。
見掛け比重 |
2.620 (t/m3) |
吸水率 |
0.060 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |
- 石種の名称
- インド銀河
- 石種の特徴
-
インド、アーンドラ・プラデーシュ州で採掘される。インドを代表する青系の細目の御影石。天空の銀河を想像させる石で人気が高い。石質は硬く吸水率も低いため、特に和型墓石として好まれている。
見掛け比重 |
2.631 (t/m3) |
吸水率 |
0.066 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |
- 石種の名称
- インド天山
- 石種の特徴
-
インド南西部、カルナータカ州で採掘される。佐賀県で採れる天山石と似た名前だが、石目と色調は大きく異なる。石目が近い石としては同じインド産のアーバングレーが挙げられる。価格は若干安価。
- 石種の名称
- シルバーグレー
- 石種の特徴
-
インド南西部、カルナータカ州で採掘される。グレー系の御影石。研磨することにより、透き通った光沢が見られるのが特徴。採掘量は限られており、希少な石のひとつとされている。
見掛け比重 |
2.660 (t/m3) |
吸水率 |
0.020 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- G654
- 石種の特徴
-
中華人民共和国、福建省で採掘される。中国産のグレー系の御影石では非常によく使われている石材。採掘場によってG654の後に長泰や平和、蒲田などの異なる名前が付く。濃淡の色ムラや目合いなどが異なるため、用途や目的に応じて使い分けが必要である。
見掛け比重 |
2.760 (t/m3) |
吸水率 |
0.150 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- G668
- 石種の特徴
-
中華人民共和国、福建省で採掘される。グレー系の中目の御影石。白黒のバランスのとれた石で、研磨による艶のりもよく、どっしりと重厚感のある石。石塔、外柵材として使われている。大型の石塔や外柵など、石の使用量が多い時、持ち味が特に発揮される。
見掛け比重 |
2.912 (t/m3) |
吸水率 |
0.045 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- G1791
- 石種の特徴
-
中華人民共和国、黒龍江省で採掘される。白系の中目の石で石質は硬く、吸水率が低いことから耐久性に優れている。昔から主に墓石材としての用途が多く、石塔としての使用はもとより大材がとれることから、高級外柵材としても安心して使用できる。
見掛け比重 |
2.682 (t/m3) |
吸水率 |
0.124 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- インパラブルー
- 石種の特徴
-
南アフリカ共和国、ラステンバーグ市で採掘される。青色の結晶がまばらに入っている色合いが特徴の御影石。ブロックにより青色の結晶が多少異なるが、光の加減で結晶が輝き、宝石のような美しさがある人気の石。和型をはじめ、洋型やオリジナル型まで墓石材として広く用いられている。
見掛け比重 |
2.970 (t/m3) |
吸水率 |
0.020 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- ブルーパール
- 石種の特徴
-
ノルウェー王国南部、ラルヴィクで採掘される。粗目の黒とブルーの地色に、貝殻のような光沢のある紋様が特徴の御影石。真珠のような光沢があり、非常に美しい高級石材。古くから建物材としてエントランスなどに使用されている。墓石材としても洋型墓石など用いられ、個性豊かなオリジナル墓石の普及で再び注目されている。
見掛け比重 |
2.690 (t/m3) |
吸水率 |
0.150 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- ランヘリン
- 石種の特徴
-
フランスを代表する御影石。ブルー系の中目で、透明感のある美しい石として人気を集めている。石質は硬く、吸水率も低いため経年変化も少ないのが特徴。採掘場は大きく、大材も取れ、産出量も多いが、採石場所によって石の色が異なるため色合わせが必要。
見掛け比重 |
2.658 (t/m3) |
吸水率 |
0.068 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |