
Material
~地球からのおくりもの~
日本の信仰は自然崇拝からはじまり、
石も信仰の対象でした。
大きな石や岩には神や精霊が宿ると
信じられていたのです。
ご神体として崇め、石は聖なるものという
考えが深く浸透していきました。
お墓が石でつくられるのも、
そのような背景があるからではないでしょうか。
石材はその特性から建築構造物の資材として、
古くから用いられています。
石は強固で風化しづらい特徴をもつ為、
現代でも様々な分野で活用されています。
アローズは世界各地から厳選された天然石材を、
類のない特性を生かし、
お客様のニーズに合わせたかたちでご提案します。

- 石種の名称
- 東山みかげ(福島県)
- 石種の特徴
- 東山みかげ(ひがしやまみかげ)は、福島県須賀川市の東山小倉山の山頂部で採掘される御影石で、中目の白御影石です。石目が整って美しく、ムラや玉が少ないのが特徴です。主に外柵材として使用されていますが、石塔に使われることもあります。大材が採れるため、鳥居や建築材として用いられることもあります。
見掛け比重 | - (t/m3) |
---|---|
吸水率 | - (%) |
低 - 高 |

- 石種の名称
- 真壁石(茨城県)
- 石種の特徴
- 真壁石(まかべいし)は、茨城県西部・筑波山近辺で採掘される御影石で、関東地方を代表する大規模な産地のひとつです。墓石材としてはもちろん、日本の近代建築にも多く用いられています。小目と中目の2種類があり、小目は粒度が細かく、中目はややグレー系の色合いを持ちます。墓石・燈籠・土木・建築材など、幅広い用途で使用されている石材です。
見掛け比重 | 2.638 (t/m3) |
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吸水率 | 0.233 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |

- 石種の名称
- マルチカラーレッド
- 石種の特徴
- マルチカラーレッドは、インド南端・タミル・ナードゥ州で採掘される石種で、赤い色調に黒の流れるような柄がマーブル模様に入る、独特な色合いの御影石です。特徴的な模様が注目を集めており、主に洋型墓石やデザイン墓に用いられています。インド産の御影石の中では、比較的吸水率が高い石種です。
見掛け比重 | 2.610 (t/m3) |
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吸水率 | 0.290 (%) |
低 高 |

- 石種の名称
- 万成石(岡山県)
- 石種の特徴
- 万成石(まんなりいし)は、岡山県万成地区で採掘される御影石で、気品のある美しい淡紅色が特徴です。「さくら御影」の通称でも親しまれ、華やかな雰囲気を持ちながら、硬質で変色しにくい特性があります。銅像の台座や墓石、石彫、石碑、建築材など用途は幅広く、著名人の墓石にも多く使用されています。
見掛け比重 | 2.630 (t/m3) |
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吸水率 | 0.170 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |

- 石種の名称
- 深山ふぶき(福島県)
- 石種の特徴
-
深山ふぶき(みやまふぶき)は、福島県のほぼ中央部に位置する田村市で採掘される御影石で、青みの濃い中目の石材です。白い長石が吹雪のように美しく舞うことから、その名が付けられました。産出量、石質ともに安定しており、高級感があります。価格が手ごろなことから広く使われており、主に外柵材として使用されますが、石塔として用いられることもあります。
見掛け比重 | 2.733 (t/m3) |
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吸水率 | 0.177 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |

- 石種の名称
- やさとみかげ(茨城県)
- 石種の特徴
- やさとみかげは、茨城県加波山の東側で産出される中目の白御影石で、真壁石によく似た特徴を持っています。石質は硬く、吸水率も低いため、研磨による艶もちが良好です。白黒の石目のバランスが良く、上品で美しい色合いが魅力です。ほとんどが墓石材として使われており、コンスタントな産出量があることから、人気のある石種です。
見掛け比重 | 2.659 (t/m3) |
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吸水率 | 0.200 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |