
Material
~地球からのおくりもの~
日本の信仰は自然崇拝からはじまり、
石も信仰の対象でした。
大きな石や岩には神や精霊が宿ると
信じられていたのです。
ご神体として崇め、石は聖なるものという
考えが深く浸透していきました。
お墓が石でつくられるのも、
そのような背景があるからではないでしょうか。
石材はその特性から建築構造物の資材として、
古くから用いられています。
石は強固で風化しづらい特徴をもつ為、
現代でも様々な分野で活用されています。
アローズは世界各地から厳選された天然石材を、
類のない特性を生かし、
お客様のニーズに合わせたかたちでご提案します。

- 石種の名称
- 新アーバン
- 石種の特徴
- 新アーバンは、インド南西部・カルナータカ州で採掘される石種で、インド産ライトグレー系の代表格である「アーバングレー」に比べてやや淡い色合いと、透明感を感じさせる石目が特徴です。インド産の中では比較的最近採掘されている石種で、和型墓石・洋型墓石・デザイン墓石まで幅広い用途が期待されています。アーバングレーに比べるとやや吸水性があります。
見掛け比重 | (t/m3) |
---|---|
吸水率 | (%) |
低 高 |

- 石種の名称
- アーバングレー
- 石種の特徴
- アーバングレーは、インド南西部・カルナータカ州で採掘される石種で、安定した採掘量を誇り、比較的大材も採れるインドを代表する御影石のひとつです。透明感のある中目で、うっすらとグリーンをまとったグレー系の石であり、粘り強く硬質な石質で経年変化も少ないため、主に墓石材として使用されています。和型・洋型・オリジナル墓など、幅広い形態の墓石に用いられています。
見掛け比重 | 2.620 (t/m3) |
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吸水率 | 0.050 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |

- 石種の名称
- 諫早石(長崎県)
- 石種の特徴
- 諫早石(いさはやいし)は、長崎県諫早市で採掘される石種で、グレー系とベージュ系の色調があります。主に外装材や外構材として使用されており、長崎の石畳や景観整備にも用いられている地域性の高い石材です。
見掛け比重 | (t/m3) |
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吸水率 | (%) |
低 高 |

- 石種の名称
- 稲田石(茨城県)
- 石種の特徴
- 稲田石(いなだいし)は、茨城県笠間市で産出される中目の白御影石で、日本を代表する国産石材のひとつです。採石の歴史は古く、日本の歴史的建造物にも多く使用されています。石質は硬く、研磨による艶も良好です。国産の外柵材としてもポピュラーであり、採石量が多く、大材が取れることでも知られています。
見掛け比重 | (t/m3) |
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吸水率 | 2.620 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |

- 石種の名称
- インド赤砂岩
- 石種の特徴
- インド赤砂岩(あかさがん)は、インド北西部・ラジャスタン州ジョードプルで採掘される石種で、赤色をベースに白系の斑点が混じるザラついた質感が特徴です。砂岩特有の性質として光沢は出ず、時間の経過とともに風化が進む傾向があります。耐火性や耐酸性には優れている一方、他の石材に比べて強度が低いため、重量物が乗る車庫などの床材として使用する際は注意が必要です。
見掛け比重 | (t/m3) |
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吸水率 | (%) |
低 高 |

- 石種の名称
- インド銀河
- 石種の特徴
- インド銀河(ぎんが)は、インド南東部・アーンドラ・プラデーシュ州で採掘される御影石で、青系の細目が特徴の石材です。天空の銀河を思わせる美しい石目を持ち、石質は硬く吸水率も低いため、特に和型墓石として好まれています。
見掛け比重 | 2.631 (t/m3) |
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吸水率 | 0.066 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |

- 石種の名称
- インド天山
- 石種の特徴
- インド天山(てんざん)は、インド南西部・カルナータカ州で採掘される御影石です。佐賀県産の天山石と似た名称を持ちますが、石目や色調は大きく異なります。石目が近いものとしては、同じインド産のアーバングレーがあり、価格は若干安価です。
見掛け比重 | (t/m3) |
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吸水率 | (%) |
低 高 |

- 石種の名称
- インドベルガム
- 石種の特徴
- インドベルガムは、インド南西部・カルナータカ州で採掘される石種で、黒色を基調に独特な白の模様が入るグレー系の御影石です。比較的硬く、研磨による艶のりが良いのが特徴で、長材が採れることから墓石材としての用途が多くあります。雨期には採掘場が水没するため、数ヶ月間採掘が止まってしまうこともあります。
見掛け比重 | 2.930 (t/m3) |
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吸水率 | 0.010 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |

- 石種の名称
- インドマホガニー
- 石種の特徴
- インドマホガニーは、インド南西部・カルナータカ州で採掘される石種で、「マホガニー色」にちなんで名づけられました。マホガニーとはセンダン科の樹木の総称で、日本語では「桃花心木(とうかしんぼく)」と呼ばれます。桃花心木は赤黒い茶褐色をした木材であり、そのような色合いを「マホガニー色」と呼ぶことから、この石にもその名が付けられました。
見掛け比重 | 2.660 (t/m3) |
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吸水率 | 0.10 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |

- 石種の名称
- インパラブルー
- 石種の特徴
- インパラブルーは、南アフリカ・ラステンバーグ市で採掘される御影石で、青色の結晶がまばらに入った色合いが特徴です。ブロックにより結晶の量には差がありますが、光の加減によって輝きを放ち、宝石のような美しさがあります。和型をはじめ、洋型やオリジナル型まで、墓石材として広く用いられている人気の石種です。
見掛け比重 | 2.970 (t/m3) |
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吸水率 | 0.020 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |

- 石種の名称
- 浮金石(福島県)
- 石種の特徴
- 浮金石(うきがねいし)は、福島県郡山市、阿武隈山系の鞍掛山・黒石山の標高約800mの山頂部分で採掘される御影石です。石質は粗密の差が少なく、黒色の中に浮き出るような白い斑点があり、金粉が浮いたように見える模様が人気です。耐久性にも優れ、国内で黒御影石が産出されるのは貴重であることから、人気の高い石材です。
見掛け比重 | 2.997 (t/m3) |
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吸水率 | 0.011 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |

- 石種の名称
- 内垣石(福岡県)
- 石種の特徴
- 内垣石(うちがきいし)は、福岡県京都郡みやこ町で採掘される御影石で、青味を帯びたきめ細かい石目が特徴です。硬質で研磨による艶のりが良く、九州の銘石として知られ、高級墓石材として用いられています。
見掛け比重 | 2.650 (t/m3) |
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吸水率 | 0.100 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |